【保存版】位置情報(GPS)がずれる/測位が遅い時の直し方【iPhone/Android|2025年版】
ナビや地図アプリで現在地がずれる・動かない・遅い…。
GPSトラブルは「精度設定/通信/発熱/アプリ権限」のどれかに原因があります。
この記事では“最短で直る順”に、iPhone/Android共通でできる対処法を紹介します。💡
まずは30秒チェック(共通)
- 機内モードになっていないか?(ONだとGPS衛星補足に時間がかかる)
- 位置情報サービス(GPS)がOFFになっていないか?
- 屋内・トンネル・高層ビル街では誤差が出やすい(まず屋外で再測位)
GPSは「衛星+通信+センサー」の複合。まず“環境”をリセットしてみましょう。
iPhoneで位置がずれる時(iOS 17/18)
1) 位置情報サービスONを確認
- 設定 > プライバシーとセキュリティ > 位置情報サービス=ON
- 問題のアプリ(Googleマップ等)を開き、このAppの使用中のみ許可に変更。
2) 位置精度の向上
- 設定 > プライバシー > システムサービス
- Wi-Fiネットワーク/位置情報の改善/モバイル通信網の検索をON
→ GPS補正にWi-Fi/モバイル電波を活用します。
3) コンパス校正
- 設定 > プライバシー > システムサービス > コンパスの校正=ON
- マップ起動後に“∞”を描くように本体をゆっくり動かすと精度が上がります。
4) ネットワーク設定のリセット
- 設定 > 一般 > 転送またはiPhoneをリセット > ネットワーク設定をリセット
Androidで位置がずれる時(Android 13/14/15)
1) 位置情報ON/精度モード確認
- 設定 > 位置情報 > 位置情報を使用=ON
- 位置精度モードを「高精度(Wi-Fi・Bluetoothも使用)」に。
2) アプリ権限の確認
- 設定 > 位置情報 > アプリの権限
- 問題アプリを「常に許可」または「使用中のみ許可」に変更。
3) GPS補助データ(A-GPS)のリセット
- 設定 > 位置情報 > 右上メニューから位置情報の精度を改善をON/OFF切替
- 機種によっては「GPSステータス」アプリでA-GPS再取得も可。
4) Googleマップのキャッシュ削除
- 設定 > アプリ > Googleマップ > ストレージとキャッシュ > キャッシュを削除
5) 端末の発熱対策
- 発熱でセンサー誤差が増大 → ケースを外し冷却
- 発熱が強い時は一度電源OFFで再測位。
アプリ側の確認ポイント
- 省電力モード/データセーバーをONにしていると測位頻度が下がる
- ナビ中に画面を消すと測位が停止する設定も(アプリ側の設定を確認)
- バックグラウンド測位を許可していないと記録アプリで位置が飛ぶ
センサーのズレ/磁気干渉を疑う
- コンパスが回転しない/向きがずれる場合:ケース内の金属やマグネットが影響している可能性
- 端末を水平にして“∞”を描くように振る(再校正)
- Bluetooth機器やワイヤレス充電スタンドを外してテストすると改善する場合あり
それでも改善しない時
- システムアップデートを確認(GPS関連の安定化パッチが含まれる)
- Google Play開発者サービスの更新
- 位置情報履歴のリセット(Googleアカウント/Apple IDの位置履歴を削除)
再発防止のコツ
- ナビ開始前に屋外でGPSロックを済ませる(最初の測位が速くなる)
- 省電力ON/発熱時OFFを意識して運用
- 定期的にネットワーク設定リセットでGPS補助情報をリフレッシュ
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